つながらないときに先に再インストールしない
再インストールで得られるのは空のクライアントだけです。期限切れのサブスクリプション、間違ったモード、使えないノードは、消して入れ直しても残ります。
接続に失敗したとき、Shadowrocket を削除して App Store から入れ直すのは、いちばん多くていちばん情報の少ない操作です。再インストール後は VPN 許可をもう一度行い、サブスクリプションを貼り直し、端末にしかなかったルールファイルも消えることがあります。原因が期限切れや使えないノードなら、「一覧が空」か「同じ壊れたノード」に戻るだけです。
有効なやり方は、現象を1つに固定し、変更も1つだけにすることです。モード変更、ノード切替、サブスクリプション更新、スイッチのオンオフを同時にやると、どれが効いたか分かりません。以下は、アプリに実在する画面に沿って見る場所を説明します。
まず一文で現象を書く
「使えない」で観察を済ませないでください。手を動かす前に、次のような文にしてください。
- スイッチが入らず、システムが VPN 許可を再度聞いてこない。
- スイッチは入り、ステータスバーに VPN があるが、Connectivity Test に数値が出ない。
- テストに数値は出る。直通でよいサイトは開く。ノード経由にしたい特定のサイトだけ開かない。
- 直通で普段使えるサイトも含め、どのサイトも開かない。
- 昨日までは使えた。サブスクリプション更新後に一覧が空になった、または元のノードが消えた。
1つ目はシステムの許可を優先して確認します。チュートリアル「インストールと購入」を見てください。2つ目はノードとサブスクリプション。3つ目は Global Routing とルール。4つ目は Direct に切り替えて、モバイル通信や Wi-Fi が使えるかを確認します。5つ目は Type を変えず、提供者にサブスクリプションの失効を確認してください。
ホームの3か所は、設定のスイッチより先に見る
アプリを開いたら、まずこの3か所を見てください。Settings の上級項目にはまだ入らないでください。
1つ目は Global Routing です。Direct のままだとトラフィックはノードを通らず、テストもページも「つながっていない」ように見えます。Config に戻してから測ってください。Proxy は対照用には使えますが、故障状態として長く置かないでください。3つの意味は「Config・Proxy・Direct の選び方」を見てください。
2つ目は、いま選んでいるノードです。一覧が長いと、タップしたつもりでも選ばれていないことがあります。ハイライトを確認してからスイッチを入れてください。サブスクリプション更新後は、以前の名前が消えることがあります。残っているノードを選び直してください。
3つ目は Connectivity Test です。数値がなければ別のノードで測ります。複数失敗したらサブスクリプションを更新します。最初の1件で失敗した直後に再インストールしないでください。
Data と Settings では、現象に関係する項目だけ見る
下部の Data は通信量などの確認用で、「トラフィックが一度も出ていないか」に答えます。ノードを復活させません。Settings には On Demand などがあります。条件付きでトンネルを上げ下げします。切り分け中に現象が消えたり出たりするときは、このスイッチを入れたかを確認し、一時的に切って対照するかを決めてください。
Settings で「速くなりそう」な項目を連続で変えないでください。1つ変えたら、すでに失敗したサイトかテストを観察します。変えた直後に再インストールすると、対照用のサンプルを捨てることになります。
Diagnostics はログを読むためであり、運試しではない
Settings の Diagnostics は、直近のリクエストとルーティングを表示します。用途は、今回のアクセスがノードか直通か、失敗がどの段階かを答えることです。全項目を理解する必要はありません。いまのドメインや時刻に近い数行を探し、ホームで選んだモードと照らし合わせてください。
記録が Direct なのにノードを使っているつもりなら、Global Routing とルールファイルに戻ってください。Proxy や具体的なポリシーなのに失敗するなら、ノードか相手サーバーの可能性が高いです。Diagnostics のスクリーンショットを提供者へ送るときは、サブスクリプション URL 全体や他のアカウント情報を含めないでください。
画面操作はチュートリアル「トラブルシューティング」を見てください。公式の設定画面に沿って、どこをタップするかを説明しています。本稿は順序だけを強調します。現象 → モード → ノード → サブスクリプション → ログ。再インストールはこの順序に入りません。
再インストールが本当に必要なとき
アプリが起動しない、操作部品が欠けている、更新後に明らかに壊れている場合だけ、同じ Apple ID で App Store から入れ直すことを検討してください。再インストール前に、サブスクリプション URL の保存場所(自分のメモなど)と、使っているルールファイルのバックアップ要否を控えてください。入れ直したあとも「インストールと購入」でデベロッパを照合し、VPN を再許可してください。
「つながらない」だけなら、上の順序を先に終えてください。クライアントは正常で材料が悪い場合、空の新しいアプリに替えても材料は直りません。本サイトはノードを提供せず、ログから特定サービスの可否も判断できません。