ステータスバーに VPN が出ても接続成功とは限らない

VPN 構成の追加を許可することと、いまのノードが使えることは別です。ステータスバーだけ見ると誤判断します。

初めて Shadowrocket のスイッチを入れると、システムが VPN 構成の追加を尋ねます。許可すると、ステータスバーやコントロールセンターに VPN が出ることが多いです。多くの人はこれを「使えるノードにつながった」と見なします。実際は、一部のトラフィックをこのアプリのトンネルに渡したことだけです。トンネルがあることと、相手サーバーが応答すること、いまのモードがページをノードへ送ることは別です。

この2段階を分けて見ないと、あとの切り分けが意味を持ちません。許可に失敗すると、ノードがいくらあってもトラフィックを接管できません。許可は成功したがノードが使えないときは、許可のやり直しはたいてい助けになりません。

許可はシステムの層だけで起きる

システムの文言はだいたい「Shadowrocket Would Like to Add VPN Configurations」です。許可し、Face ID、Touch ID、またはデバイスパスコードを完了してください。拒否するとスイッチは本当には動きません。「設定 → 一般 → VPNとデバイス管理」に Shadowrocket があるかも確認できます。この行がなければ、構成は書き込まれていません。

許可しなかった場合は、ホームに戻ってもう一度スイッチを入れてください。システムはたいてい再質問します。まだ入口がなければ、その VPN 構成を消してアプリを開き直してください。サブスクリプションの期限とは無関係で、Type を変える必要もありません。

許可成功は、トンネル権限をアプリに渡しただけです。空の設定ではホームは Not Connected のままで、SERVER 下は Add Server です。ノードなしでスイッチを入れても、トンネルは立てられるので VPN が出ることがあります。転送先がないので、ページは「空の通路」に近くなります。

ノードを選んでから、スイッチ左の状態を見る

サブスクリプションまたは手入力のあと、一覧で1件を選ぶ必要があります。未選択だと、送り先が分かりません。選んだら Not Connected の右のスイッチを入れます。接続中は文言が変わり、成功後はこの行は未接続ではなくなります。

位置はホームの最初のブロックです。下部タブが青になったか、アイコンがバックグラウンド更新しているかだけでは判断しないでください。「ノードを選んだか」は一覧の選択状態と、この行の文言です。

ノードを替えるときは、先にスイッチを切るか、アプリの案内に従ってから別の行をタップしてください。ハイライトを見ずに連続タップすると、切り替わったつもりで前の行のまま、ということが起きます。

Connectivity Test を使い、「ページの感じ」で判断しない

ホームの Connectivity Test(疎通テスト)は、いまのノードに遅延の数値があるかを見ます。サイトはルール、DNS、相手サイト自体の影響も受けるので、「適当なサイトを開く」より最初の一歩に向きます。数値なし、長い回転、明確な失敗なら、システムの DNS を変える前に、別のノードで測ってください。

数値があるのは、探査が応答を得たことだけです。個別サイトはまだ開かないことがあります。そのときは Global Routing が Direct か、ルールがそのサイトを直通にしたかを見てください。逆に、テストは失敗なのに直通でよいサイトが開くときは、実際は Direct か、ルールがそれらをローカルに残していることが多いです。

再インストールで「テストを更新」しないでください。期限切れのサブスクリプションも、相手サーバーも直りません。テスト失敗時は、先にサブスクリプション更新、次にノード変更、それから Diagnostics を見るかを決めてください。

ステータスバーの VPN が消えても、アプリ故障とは限らない

スイッチを切ると VPN 表示は消えるはずです。残るなら、システムの VPN 状態が接続のままか、アプリのスイッチ位置を確認してください。システム設定で構成を消したあと、アプリが自動再接続することを期待しないでください。構成削除は許可の取り消しであり、次回また許可が必要です。

一部のシステム版では、コントロールセンターに VPN がまとめて出ます。そこのスイッチと Shadowrocket ホームのスイッチは同じトンネルです。両方を何度も操作すると状態がずれます。基準はアプリホームの文言です。

以降のチュートリアルとのつなぎ

許可、選択、テストの画面は「接続する」です。テスト失敗かつ一覧が空なら「設定のインポート」で Type とリンクの完全さを見てください。一覧にノードがありテストにも数値があるのに挙動がおかしいときは「Config・Proxy・Direct の選び方」です。現象ごとに見るときは「トラブルシューティング」です。

本稿はノードの入手先を扱いません。有効な設定がなければ、インストールと許可はできても、それだけでは接続は成功しません。材料は自分の提供者から受け取ってください。